カーテン越しの…
鳥取と岡山をぐるっとまわり、昨夜遅く帰宅しました。
“川ガキ”ネタではないけれど、「懐かしい感覚」繋がりということで、旅先で見かけた光景を紹介します。
始発駅となる津山駅で、岡山行き列車へ乗り換えたときのこと。
二両編成のディーゼル列車に乗り込んだものの、出発時間までだいぶありました。
乗客は、部活帰りらしい学生や買物帰りの家族、ほんのわずかな旅行者の数人のみ。
退屈を紛らわすため回りを見渡すと、向かいのボックス席でお菓子を食べていた二人の中学生が、慌ててカーテンを閉めるのに気付きました。
どうしたんだろう?と興味津々に観察すると、彼らはカーテンをほんの少しだけ開けて、窓の外をのぞきはじめたのです。
その後ろ姿は怪しさを通り越し、けっこう笑えます。
で、そのときパチリと撮影したのが、上の写真。
こうなると、なんだかカーテンの向こう側が気になります。
なので座席を移動し、ぼくも窓の外をのぞいてみました。
なーんだ。そういうことか。
怖い先輩か学校の先生がいるのかな、という想像は見事にハズレ。
彼らが見ていたのは、反対側に停車中の列車内に座っていた制服姿の女の子でした。
同い年くらいだったので、同じ学校なのかもしれません。
何となく彼らに習い、ぼくもその子を眺めることに。
ところが出発間際に視線があってしまい、慌てたのなんのって。
おもわず窓の影に隠れてしまったほどです。
これじゃまるで怪しいおっさんです。
*旧ブログより*
2004.10/12