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2005年、最初の朝日を浴びて

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2004年が終わり、暦のうえで新しい年が始まりました。
年頭の挨拶である「明けましておめでとうございます」という言葉を気持ちの上で使うのに抵抗があるぐらい、昨年は各地で災害が度重なりました。
どれも人ごととは思えません。
豪雨による水害災害や新潟中越地震。
そして現在も混乱が続く、インド洋で発生した地球規模での津波災害。

中央のメディアは“旬”が好きです。
“旬”を伝えることは悪いことではなく、ニュースを選択する苦労があることも知っています。
ただ、日を増すごとに中央のメディアから水害や新潟の地震に関するニュースが姿を消しつつあるなか、自分から意識して情報をたぐり寄せないと「もう終わったもの」として記憶の片隅に置きがちになりやすい。
置くぐらいならまだマシなのかもしれません。得てして忘れてしまう。
水が引き、亀裂が補修され、表面的には回復したように見える場所でも、まだまだ災害は終わっていないのに。
自戒を込めて、そう思います。

さて、ぼくは元旦に青春18切符を使い、小さな日帰りの旅に出ました。
この切符を使うのは、本当に久しぶり。
上野で北へと向かう列車に乗り換え、夜明け前の街を抜けました。
年の呼び名がかわっても、各地を旅する生活に変わりはなさそうです。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

*旧ブログより*

2005.1/ 2