東京都葛西臨海水族園・展示レポート
「葛西臨海水族園」正面ゲート。
休園日の7/16、設営開始。
ここでのメイン写真は、高さ3.3メートル。設置も一番手こずりました。
「水辺の自然」展示エリアに沿って、写真を点在。夏休み企画となるため、子どもの視線にあわせ、通常よりも低い位置に写真を設置しました。
布にプリントされた写真は、大人でも気になるようです。子どもはやっぱり触れたがる。しかし、そんなことが出来るのも布ならではないでしょうか。
「水辺の自然」から望む水族園のシンボル、ガラスドーム。園内にある約300メートルの人工河川は、かつてあたり前に流れていた水辺の復元をテーマに掲げています。魚だけなく植物も、昔から関東にあった種を展示。川が“川らしく”流れていた時代は、川ガキという生きものも珍しくはなかったのでしょうね。
布を取り付けていたパイプのペンキ塗りを後日、友人に協力していただき実施しました。
夏らしい青空の下、汗を流してくれた友人に感謝。おかげで写真が映えるようになりました。
じっと飽きることなく女の子が写真を見つめていました。小さな目で、どんな世界を見ていたんでしょうね。
写真をついつい探してしまうように、展示場所にもこだわりました。これは流れのなかに設置しています。「魚が捕れた」という声が聞こえてきそう。かな。
ユリの匂いにつられて。
ターザン遊びをしている川ガキたち。「楽しそぉー」と話す人が一番多かった写真です。
写真に負けない、元気いっぱいの仲良し3人組と出会いました。
流れに揺れるバイカモの小さな花。
木の上に秘密基地をもっている子どもの写真は、やっぱり木の上の展示が似合います。
展示最後にはいろいろな写真をコラージュしたものを見ていただきました。昔を懐かしむ方や、ふるさとを思い出す方、写真の楽しみ方はひとつだけではないのですね。
2003.9/ 2