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新・更新滞って…

今夜、「kawagaki.net」のサイト内を更新しました。
あまりにも久しぶりに覗いたので、いろんなことを忘れていて、少しだけの更新にも関わらずかなりの時間を有してしまった事態に。
各地へ旅してばかりいたら、いつのまにか夏まっただ中だったことに気付き、こうしておられないと、またしばらく更新が滞るかもしれませんが、これからも本サイトをどうぞ宜しくお願いいたします。

村山嘉昭

2008.8/10

17年目の長良川

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岡山での一泊二日取材を終え、夕方に帰宅しました。

さて、ぼくは革靴からビーチサンダルに履き替え、これから長良川へ出掛けます。
夜行バスに乗るのは、本当に久しぶりです。
新宿発23:10、新岐阜着5:30。
明朝には長良川上流にある郡上八幡に列車を乗り継ぎ到着します。
河口堰の起工式から17年目の長良川をカヌーで下るのが目的です。

17年前。
"川はつながっている"と知ってもらうために、長良川の源流から河口まで身体ひとつで泳ぎ下り、身体を張って「日本に唯一ダムのない川・長良川」をアピールした人がいます。
フォト・エコロジストで魚類研究者の新村安雄さんです。

ここから河口堰に反対する新しい運動が始まった、といっても過言ではありません。
その新村さんが再び川を下ると聞き、参加させていただくことになったのです。

ぼくは野田さんの書籍と出会って川へ関心を持ち、新村さんと出会って川を見る目を知りました。

そしてぼく自身、写真を撮るだけでなく紙メディアに川のことなどを発表することが増え、肩書きに「フォトエコロジスト」と名乗るようになったです。

いまでも新村さんに「同じ肩書きを使わせていただいてもいいですか」と緊張しながら電話を掛けたことを覚えています。

長良川にゲートが下ろされ、今年で10年。
この間、川はどのように変化したのか。

川を下り、写真を撮り、水中を眺め、海を目指そう。
そして起工式があった日に、改めて河口堰を前に抗議の声をあげようじゃないか。
と、新村さんに声を掛けられたら、参加しないわけにはいきません。

「カメラマンと研究者は常にフロントに立つ」とは、新村さんの言葉です。
さて、そろそろ時間です。いってきます。

新村さんのブログ「リバーリバイバル」はこちら

2005.7/22

ちょい先だけど、告知

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6月10日発売のBE-PAL7月号(小学館刊)に、川ガキが棲む10本の河川がぼくが撮影した写真で紹介されます。
またカヌーイストでエッセイストの野田知佑さんによる「川ガキの育て方」のページでも、ぼくの写真が使われます。
お楽しみに〜

2005.5/10

展示イメージと配置図

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昼過ぎから、ずっとパソコンへ向かっていました。
先日行った「アクアマリンふくしま」との打ち合わせを元に、"展示イメージ図"と"配置図"を新しく作成し直していたのです。
展示コンセプトのことなど、いろいろ考えながらの作業だったため、ずいぶんと時間がかかり、日付を超えてやっと完成しました。
出来る範囲でフォトショップとイラストレイターを駆使し、ほんと疲れたぁ、よぉ。

でも、この"展示イメージ図"と"配置図"は、まだまだ簡略版。
来月には、サイズなどを細かく記した展示設計図を施行業者のために改めて作成しないといけないのです。
で、展示に掛かる費用の見積もりも、明日までに作らないといけなくて…。
うーん。
写真展が始まる前に、バテそうです。

2005.4/21

ある企画で

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ある雑誌の企画のため、ここ数日、各地で撮影した川ガキ写真を見返しています。
改めて見返してみると、今まで気が付かなかった面白い写真を見つけたりするのですが、ついつい思い出に浸ってしまい、肝心の仕事が進みません。

2005.4/19

これからが大変だ

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福島県で取材があり、その日程にあわせ、小名浜にある「アクアマリンふくしま」へ出掛けました。
上野から常磐線に乗って、北へ。
ときおり姿をあらわす太平洋や満開の桜を見たくて、車内ではずっと外を眺めていました。

そして水族館へ到着し、担当者と写真展の打ち合わせ。
ぼくのイメージ通りに写真を設置できるかが、今回の打ち合わせの目的です。
その施行費用や写真を取り付ける構造物の強度などについて話し合い、なんとか希望通りの展示ができそうで、ほっと安心。

さあ、これからが大変だ。
やるべきこと、やらなければいけないことが山積み。

今日はまる一日、パソコンの前に座って、展示イメージ図や配置図作成の予定です。
外はよく晴れ、ぽかぽかとした陽気だけれども…。

2005.4/17

2005年、最初の朝日を浴びて

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2004年が終わり、暦のうえで新しい年が始まりました。
年頭の挨拶である「明けましておめでとうございます」という言葉を気持ちの上で使うのに抵抗があるぐらい、昨年は各地で災害が度重なりました。
どれも人ごととは思えません。
豪雨による水害災害や新潟中越地震。
そして現在も混乱が続く、インド洋で発生した地球規模での津波災害。

中央のメディアは“旬”が好きです。
“旬”を伝えることは悪いことではなく、ニュースを選択する苦労があることも知っています。
ただ、日を増すごとに中央のメディアから水害や新潟の地震に関するニュースが姿を消しつつあるなか、自分から意識して情報をたぐり寄せないと「もう終わったもの」として記憶の片隅に置きがちになりやすい。
置くぐらいならまだマシなのかもしれません。得てして忘れてしまう。
水が引き、亀裂が補修され、表面的には回復したように見える場所でも、まだまだ災害は終わっていないのに。
自戒を込めて、そう思います。

さて、ぼくは元旦に青春18切符を使い、小さな日帰りの旅に出ました。
この切符を使うのは、本当に久しぶり。
上野で北へと向かう列車に乗り換え、夜明け前の街を抜けました。
年の呼び名がかわっても、各地を旅する生活に変わりはなさそうです。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

*旧ブログより*

2005.1/ 2

雪だ!

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東京都心に、この冬はじめての雪がやってきました。
朝方はミゾレでしたが、気温が下がり、いまは“ホンモノ”の雪となって降り続いています。

以前、仕事の関係で長野市内に暮らしていたことがあります。
その当時は、冬になると頻繁に雪が降るため、玄関周辺の雪かきが“日常”でした。
また、ずいぶん前のことですが、長野県内の某スキー場でふたシーズン、圧雪車を操作する仕事もしたことがあります。
リフトが止まり、スキー場の営業が終了すると、ぼくらの出番。
圧雪車の車体は乗用車よりはるかに大きくて、前方には雪面を整地するブレイド、後方には鬼の金棒のようなものが回転する装置が装着されています。
それらを上手に操り、デコボコになった斜面を平にしたり、新雪を踏み固めたり、雪が少ないところへ雪を運んだりするのです。
雪が降り続く夜などは、ゆっくりとした速度でゲレンデを何十回と往復し、朝方まで作業を行いました。
ゲレンデが仕事場、そして寮もまたゲレンデのなかにありました。

雪が降ると「雪かき等、普段しなくてもいい仕事」が発生するけど、不思議と「嫌だなぁ」という気持ちにはまったくならなかった。
むしろ胸がワクワクして、楽しくて楽しくて仕方ないっていう感じです。
雪が降ることが珍しくない場所で暮らしていても、いつまでも“非日常”として雪を眺めていられたからでしょうか。

東京の街中は、うっすらと雪化粧。
天気予報だと、明日は快晴になるとのこと。
もう少しこの風景を楽しみたいのに、ちょっと残念です。

*旧ブログより*

2004.12/29

「まほちゃんち」展

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まほちゃんち・水戸芸術館現代美術センター

まだ詳細は発表できないですが、来夏、某所で川ガキ写真展を開催することが決まりました。
この某所での展示は、これまで行った川ガキ写真展のなかで最大規模になる予定です。
そのため新たなプリントの追加を行い、展示写真を増やします。
川ガキ写真展を見るのが初めてではない方も、十分に楽しんでもらえる展示空間を目指します。

いまは日々、その写真展のための展示構想を練っているといったぐあい。

そして今日は、川ガキ写真展のヒントが得られることを期待し、水戸市内にある水戸芸術館で開催中の「まほちゃんち」展へ出掛けました。
この企画展のポスターをどこかのギャラリーで見て以来、心惹かれ、ずっと見たいなぁと思っていたんです。

まほちゃんの本名は「しまおまほ」。
写真家の島尾伸三さんと潮田登久子さんのひとり娘として育った彼女は、現在若者に支持されているまんが家のひとり。
ポスターに使われている写真は、約20年前のまほちゃんです。
展覧会のタイトルにあるとおり、今回の展示は、アーティスト一家のそれぞれの作品、身の回りにあるものを一同に集めたものでした。

写真集「まほちゃん(osiris刊)」の作品も、大きくプリントされて何十点と展示されてました。
それら写真を見ていると、そこに写っているのは自分ではないんだけれど、なんだか懐かしい温かな気持ちになってきます。
以下アドレスは、写真集を刊行した出版社のサイトですが、まほちゃんのお父さん・島尾伸三さんのインタビューも掲載されています。
http://www.osiris.co.jp/mahochan.html

まほちゃんの写真以外にも、アジアの写真やルーツである奄美大島へ向かう旅の途中に撮られた島尾伸三さんの作品、潮田登久子さんの冷蔵庫や帽子を写した作品、そしてご夫妻による雑貨類のコレクション等が展示されています。
会期は、来月10日まで。
12/27〜1/3は休館ですが、年始休暇にふらっと何処かへ行きたくなったとき、足をのばされてみてはいかがでしょうか。
おすすめの展覧会です。

「まほちゃんち」展で感じた“あったかな”気持ち。
ぼくの川ガキ写真展でも、そんなあたたかさが伝わるような展示を目指します。
どうぞご期待ください。

*旧ブログより*

2004.12/26

空を見上げ、草むらへ

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東京の山手線車内で、こんな会話を聞いたことがあります。

「最近、カエルって見ないよなぁ」
「少なくなったよねー」
「子どものころは、たくさんいたのに」
「カエルだけでなく、虫とかも最近見ないね」
「いなくなったんじゃないの」

話をしていたのは20代前半の男女ふたり。
カエルの写真が印刷された中吊り広告を見つけての会話です。

ぼくが子どもだったころ。
行動範囲と呼べる場所は、通学路や自宅周辺などがせいぜいでした。
それでも面白いのが、そんな身近な場所でも十分に驚く発見があり、出会いがあった。

今とは比べ物にならないくらいの集中力と時間を使い、生きものを探し遊んだ子ども時代。
なんでもない空き地で、飽きもせずに終日を過ごすことだってできた。
手の届く範囲がすべてだったけれども、その範囲においては、大人顔負けの世界の広さがあったと思います。

大人になった今。
いないと感じたのは、見つけることをしなくなっただけ。

カエルがいなくなったのではなく、カエルのいる場所に出掛けていないだけ。
トンボが少なくなったのではなく、空を見上げる時間が減っただけ。
バッタがいなくなったのではなく、草むらへ近づかなくなっただけ。

生きものの存在に気が付かなくても生活はできるけれど、そういえば最近見なくなったぁと思ったら、探してみることをお勧めします。

*旧ブログより*

2004.9/20

水遊びではないけれど

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昨日に引き続き、今日も休日。
午後は自転車に乗って、近所を流れる荒川へ。
広い空って、気持ちいいですね。
堤防に寝転んで、しばらく空を見上げてました。
この空間、けっこう気に入ってます。

*旧ブログより*

2004.9/12

再び郡上八幡へ

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郡上八幡での写真展設営後、青森県弘前へ四日間取材に出掛けていました。
いまは東京で仕事をしています。
写真展が始まってから早いもので、もうじき二週間。
今週木曜日から、再び郡上八幡へ向かいます。
金・土曜日は吉田川沿いにある「中河原公園」にてキャンプの予定。
日曜日の夕方からは「いがわの小径」で展示写真の撤収作業を行います。
設置と違って、なんだか寂しさが漂う作業ですよね。
撤収って。
飛び入り参加を歓迎します。
もしよろしければご参加ください。

*旧サイトより*

2004.8/17

いってきます〜

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レンタカーへの荷物積込みも終わり、これから郡上八幡へ向けて出発します。
7・8日は、展示写真の設置作業をする予定。

「いがわの小径」で写真を鑑賞していただくためには、写真をつり下げる必要があることから、竹を使って垣根のようなものを作ろうと考えています。
だけど果たして上手に出来るだろうかと、実はちょっと不安だったりします。
でも何事も経験。
設営自体を楽しもうと考えています。

今回の滞在は吉田川下流・右岸の仲河原公園でのキャンプ。
それも楽しみのひとつかな。
では、いってきます。

*旧サイトより*

2004.8/ 6

パンフレット

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写真展案内パンフレットが、やっと完成しました。
本当は一ヶ月以上前に印刷を済ませ、各マスコミや写真ギャラリー等を中心に案内を出すべきでしたが、あまりの忙しさに作業を進めることができませんでした。

反省。

それでもオープニングに間に合ってヨカッタ。
郡上八幡の主要なところへ置いてもらうため、写真展設営の合間にパンフレットを持って町を歩く予定でいます。

このパンフレットを作成してくれたのは、AXERA.incの渡邊誠さん。
毎回、急なお願いにも関わらず素敵な仕事でアッといわせてくれる、信頼できるデザイナーです。
渡邊さん自身も「川」が大好きで、そのことも仕事をお願いする大きな理由かもしれません。

*旧サイトより*

2004.8/ 5

サンデー毎日に

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本日発売の「サンデー毎日」誌のグラビアページに川ガキが登場しています。
『川ガキの夏』というタイトル通り、夏を満喫している子どもたちが主人公。
オリャ〜〜という叫び声が聞こえてきそうな最初の写真は、高さ11メートルの橋から飛び込む川辺川産川ガキです。
暑さに負けず、元気いっぱいで遊ぶ子どもたちの姿をぜひご覧ください。
鈴木杏さんの表紙が目印です。

*旧サイトより*

2004.7/27

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