郡上踊り
日本三大踊りのひとつに列ねている「郡上踊り」は毎年7月下旬からはじまり、8月下旬まで町内各地を移動しながら毎晩のように続きます。
お盆期間の4日間は「徹夜踊り」と称し、朝まで踊り明かします。
8/15の終戦日にも踊りがあったほど、「郡上踊り」は生活の一部みたいなものなのだとか。
と、地元の方が教えてくれました。
それでも最近は踊りに参加する地元の人が少なくなったそうです。
親が参加しないがために子どもの姿が減り、寂しいとも。
そんななか、昨年から子どもたちを対象にした「子ども踊り」が始まったそうです。
偶然、写真展の会場でこの企画を立てられた方の話を聞きました。
「セミの鳴き声が響く頃、大人になった子どもたちにとって故郷とは、踊りを遠くにありて思うより、踊りに帰るものだと思ってほしい」。
なんとも羨ましいなあ。
*旧サイトより*
2004.8/16
いがわの小径
すべての設営が無事に終わり、本日より郡上市八幡町「いがわの小径」での写真展が始まりました。
この用水路沿いの小径は、地元の方はもちろんのこと、観光の方にも人気のあるところ。
朝、ラジオ体操帰りの親子が写真を指差し、笑いながら通り過ぎていくのを見つけました。
また町外から川遊びに来た茶髪の若者たちが「来年は俺たちの写真があるかもな」と嬉しそうに写真を眺めていました。
地元のおばあさんが目を細め、写真のなかの子どもの笑顔を見つめていました。
生活に近い場所で写真を展示することで、普段ギャラリーへ足を運ぶことが少ない人たちも写真を楽しむことができるんですよね。
ぼくがやりたかった展示が、ここ郡上八幡で実現したかもしれません。
その気になれば、大人だって子どもだって、川ガキになれる。
写真展のすぐ脇を流れる吉田川には、川へ飛び込む子どもたちの歓声が響いています。
写真展鑑賞後はぜひ、川の流れに足を浸してみてください。
きっとしぜんと頬がゆるみますから。
*旧サイトより*
2004.8/ 9
設営二日目
写真展設営二日目。
だんだん写真展らしくなりました。
夕方、福井市内から山田健太郎さんが遊びに来てくださったのですが、ついつい作業をお願いして…。
健太郎さんは昨年福井県内で開催したすべての写真展設営をサポートしていただいた方で、一級建築士という肩書きを持っています。
カヌーイストでもあり、渓流釣りもする健太郎さんも、かなりの「川好き人」。
自身のブログだけでなく、専用ブログを立ち上げ、現地から福井豪雨災害に関する情報を発し続けています。
写真展はけっしてひとりではできません。
支えてくれる人たちがいるから出来るのだと、改めて思います。
ヤブ蚊に囲まれ、汗で背中をびっしょり濡らしながらの作業にも、嫌な顔をせず手伝っていただき、本当にありがとうございました。
*旧サイトより*
2004.8/ 8
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