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雪だ!

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東京都心に、この冬はじめての雪がやってきました。
朝方はミゾレでしたが、気温が下がり、いまは“ホンモノ”の雪となって降り続いています。

以前、仕事の関係で長野市内に暮らしていたことがあります。
その当時は、冬になると頻繁に雪が降るため、玄関周辺の雪かきが“日常”でした。
また、ずいぶん前のことですが、長野県内の某スキー場でふたシーズン、圧雪車を操作する仕事もしたことがあります。
リフトが止まり、スキー場の営業が終了すると、ぼくらの出番。
圧雪車の車体は乗用車よりはるかに大きくて、前方には雪面を整地するブレイド、後方には鬼の金棒のようなものが回転する装置が装着されています。
それらを上手に操り、デコボコになった斜面を平にしたり、新雪を踏み固めたり、雪が少ないところへ雪を運んだりするのです。
雪が降り続く夜などは、ゆっくりとした速度でゲレンデを何十回と往復し、朝方まで作業を行いました。
ゲレンデが仕事場、そして寮もまたゲレンデのなかにありました。

雪が降ると「雪かき等、普段しなくてもいい仕事」が発生するけど、不思議と「嫌だなぁ」という気持ちにはまったくならなかった。
むしろ胸がワクワクして、楽しくて楽しくて仕方ないっていう感じです。
雪が降ることが珍しくない場所で暮らしていても、いつまでも“非日常”として雪を眺めていられたからでしょうか。

東京の街中は、うっすらと雪化粧。
天気予報だと、明日は快晴になるとのこと。
もう少しこの風景を楽しみたいのに、ちょっと残念です。

*旧ブログより*

2004.12/29

「まほちゃんち」展

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まほちゃんち・水戸芸術館現代美術センター

まだ詳細は発表できないですが、来夏、某所で川ガキ写真展を開催することが決まりました。
この某所での展示は、これまで行った川ガキ写真展のなかで最大規模になる予定です。
そのため新たなプリントの追加を行い、展示写真を増やします。
川ガキ写真展を見るのが初めてではない方も、十分に楽しんでもらえる展示空間を目指します。

いまは日々、その写真展のための展示構想を練っているといったぐあい。

そして今日は、川ガキ写真展のヒントが得られることを期待し、水戸市内にある水戸芸術館で開催中の「まほちゃんち」展へ出掛けました。
この企画展のポスターをどこかのギャラリーで見て以来、心惹かれ、ずっと見たいなぁと思っていたんです。

まほちゃんの本名は「しまおまほ」。
写真家の島尾伸三さんと潮田登久子さんのひとり娘として育った彼女は、現在若者に支持されているまんが家のひとり。
ポスターに使われている写真は、約20年前のまほちゃんです。
展覧会のタイトルにあるとおり、今回の展示は、アーティスト一家のそれぞれの作品、身の回りにあるものを一同に集めたものでした。

写真集「まほちゃん(osiris刊)」の作品も、大きくプリントされて何十点と展示されてました。
それら写真を見ていると、そこに写っているのは自分ではないんだけれど、なんだか懐かしい温かな気持ちになってきます。
以下アドレスは、写真集を刊行した出版社のサイトですが、まほちゃんのお父さん・島尾伸三さんのインタビューも掲載されています。
http://www.osiris.co.jp/mahochan.html

まほちゃんの写真以外にも、アジアの写真やルーツである奄美大島へ向かう旅の途中に撮られた島尾伸三さんの作品、潮田登久子さんの冷蔵庫や帽子を写した作品、そしてご夫妻による雑貨類のコレクション等が展示されています。
会期は、来月10日まで。
12/27〜1/3は休館ですが、年始休暇にふらっと何処かへ行きたくなったとき、足をのばされてみてはいかがでしょうか。
おすすめの展覧会です。

「まほちゃんち」展で感じた“あったかな”気持ち。
ぼくの川ガキ写真展でも、そんなあたたかさが伝わるような展示を目指します。
どうぞご期待ください。

*旧ブログより*

2004.12/26

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