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“世代”というキーワード

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エイジ・重松清著・新潮文庫刊

「川ガキ」の撮影を本格的に始めてから、子どもや少年たちの心理状況や、彼らから見た『今』という時代について知りたいという思いが高まっています。
以前は灰谷健次郎さんの小説を好んで読んでいましたが、最近では少年が主人公の小説を多く書いている重松清さんの著作を読むことが増えました。
つい数日前、新潮文庫から出ていた「エイジ」を読み終えたところです。

主人公は、東京郊外のニュータウンに暮らす〝普通のマジメ〟な中学二年生・エイジ。
ある夏、連続通り魔事件が発生し、ついに捕まった犯人はなんと同級生だった—。

と、いう内容の小説です。
読み応えがありました。
少年による信じられない事件が起こるたび、それが唯一のキーワードのように語られる『14歳』という言葉。
その言葉に意味なんかない。

と、いう小説かな。

*旧ブログより*

2004.12/ 9

『遊ぶな危険』の看板のかわりに

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出張が続き、すっかり無沙汰となった更新です。
上記写真は先日、仕事の合間に熊本県西原村にある「阿蘇ミルク牧場」で撮影したもの。

牧場施設内にある小さな池に浮かぶ筏は、牧場スタッフによる手作りの自信作。
浮力体は空になった飼料ケースで、床材は様々な大きさのコンパネや角材などが使われ、そのほとんどが廃棄物の再利用だとか。

この筏、けっして見栄えは良くないけれど、なかなかいい味が出ています。
太平洋を横断するわけでもないですし、かえってこのぐらいの手作り感が子どもの好奇心をくすぐるのかもしれません。
実際にたくさんの子どもたちが筏を見つけると駆け寄って乗り込むほど、人気がありました。

筏の上でジャンプしたり、揺らしてみたり、水しぶきをあげたりする子どもたち。
池の周辺は子どもたちの歓声に包まれ、こちらにもその楽しさが伝わってきます。

時間が立つにつれ、筏の上から誰か落ちてもおかしくないほど、遊びはエスカレート。
万が一落ちても、一番深いところで80cmぐらいしかありません。
浅いところは30cmほど。
それでも池に落ちてしまうかもしれないというちょっとしたスリルが、子どもたちを盛り上げ、興奮させているのかもしれませんね。

*旧ブログより*

2004.11/ 9

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